呼吸器内科

【大阪市の内科】マイコプラズマ肺炎とは?症状・検査・治療を呼吸器内科医が解説

皆さん、こんにちは。大阪市中央区の内科「谷四かわい内科クリニック」です。

「風邪だと思っていたけれど、咳がなかなか治らない」
「熱が下がった後も、乾いた咳が続いている」
「家族や学校、職場でマイコプラズマが流行している」

このような場合には、マイコプラズマ感染症やマイコプラズマ肺炎の可能性があります。

マイコプラズマ肺炎は、特に学童期から青年期に多くみられる感染症ですが、成人や高齢者でも発症することがあります。

初期には一般的な風邪と区別しにくく、咳が長引いてから肺炎が見つかることもあります。

今回は、マイコプラズマ肺炎の特徴、症状、感染経路、検査、治療について、呼吸器内科の立場から患者さんに分かりやすく解説します。

🦠 マイコプラズマ肺炎とは?

マイコプラズマ肺炎は、**肺炎マイコプラズマ(Mycoplasma pneumoniae)**という病原体への感染によって起こる肺炎です。

肺炎マイコプラズマは細菌の一種に分類されますが、一般的な細菌とは異なり、細胞壁を持っていないという特徴があります。

マイコプラズマに感染しても、すべての人が肺炎になるわけではありません。

軽い風邪のような上気道炎で治る場合や、気管支炎を起こす場合もあります。感染が肺まで広がると、マイコプラズマ肺炎を発症します。

年間を通して発生しますが、特に秋から冬にかけて増加する傾向があります。厚生労働省によると、報告される患者さんの多くは14歳以下ですが、成人にもみられます。

参考:厚生労働省|マイコプラズマ肺炎

🫁 マイコプラズマ肺炎は「非定型肺炎」の一つです

マイコプラズマ肺炎は、非定型肺炎の代表的な病気です。

肺炎は、原因となる病原体や症状の現れ方などによって、「一般的な細菌性肺炎」と「非定型肺炎」に分けて考えることがあります。

一般的な細菌性肺炎

肺炎球菌などによる一般的な細菌性肺炎では、次のような症状が比較的急に現れることがあります。

・高熱
・悪寒
・黄色や緑色の痰
・痰を伴う強い咳
・胸の痛み
・息苦しさ
・強い倦怠感

非定型肺炎

マイコプラズマ、クラミドフィラ、レジオネラなどによる肺炎は、一般的な細菌性肺炎とは症状や経過が異なることがあるため、非定型肺炎と呼ばれます。

非定型肺炎では、痰の多い咳よりも、痰をあまり伴わない乾いた咳が目立つ傾向があります。

また、聴診では肺炎らしい異常があまり目立たないにもかかわらず、胸部レントゲン検査では肺炎の影が確認されることもあります。

ただし、症状や診察所見だけで、一般的な細菌性肺炎と非定型肺炎を完全に区別することはできません。

診察、胸部レントゲン検査、血液検査、抗原検査などを組み合わせて、総合的に判断することが大切です。

🤧 マイコプラズマ肺炎の主な症状

マイコプラズマ肺炎では、最初に発熱、倦怠感、頭痛などが現れ、その数日後から咳が始まることがあります。

主な症状には、次のようなものがあります。

・発熱
・痰の少ない乾いた咳
・長引く咳
・喉の痛み
・頭痛
・身体のだるさ
・食欲の低下
・胸の痛み
・息苦しさ
・ゼーゼー、ヒューヒューする呼吸
・皮膚の発疹
・吐き気や下痢などの消化器症状

特に特徴的なのが、痰をあまり伴わない頑固な咳です。

咳は最初の症状が現れてから3~5日ほど後に始まり、徐々に強くなることがあります。熱が下がった後も咳が残り、3~4週間ほど続く場合があります。

また、最初は乾いた咳であっても、経過とともに痰を伴う咳へ変化することがあります。そのため、「痰があるからマイコプラズマではない」とは言い切れません。

👨‍👩‍👧‍👦 子どもだけでなく成人や高齢者も発症します

マイコプラズマ肺炎は、特に学童期から青年期に多くみられます。

一方で、成人や高齢者でも発症することがあります

家庭内では、子どもが先に発症し、その後、保護者や兄弟姉妹に感染が広がるケースがあります。

また、学校、保育園、職場など、長時間一緒に過ごす集団内で感染が広がることもあります。

成人の場合、仕事や家事を続けられる程度の症状であっても、胸部レントゲン検査を行うと肺炎が見つかることがあります。

「比較的元気だから肺炎ではない」とは限りません。

また、高齢者や呼吸器疾患などの基礎疾患がある方では、典型的な発熱や強い咳が目立たない場合があります。

・普段より食欲がない
・身体を動かさなくなった
・ぼんやりしている
・少し動いただけで息切れする

このような変化が肺炎のサインとなることもあるため、注意が必要です。

💨 マイコプラズマの感染経路

マイコプラズマの主な感染経路は、飛沫感染と接触感染です。

飛沫感染

感染した人が咳やくしゃみをした際に飛び散るしぶきを、周囲の人が吸い込むことで感染します。

接触感染

病原体が付着した手で、口、鼻、目などに触れることで感染することがあります。

マイコプラズマ感染症の潜伏期間は、一般的に2~3週間程度です。

インフルエンザなどと比べて潜伏期間が長いため、いつ、どこで感染したのか分かりにくいことがあります。

家族の一人が発症してから、時間をあけて別の家族に症状が現れることもあります。

🩺 どのようなときにマイコプラズマ肺炎を疑う?

次のような場合には、マイコプラズマ感染症やマイコプラズマ肺炎を考える必要があります。

・痰の少ない乾いた咳が続いている
・発熱してから数日後に咳が強くなった
・熱が下がった後も咳だけが治らない
・咳が日に日に強くなっている
・咳が強く、夜に眠れない
・家族や学校、職場でマイコプラズマが流行している
・風邪薬を服用しても症状が改善しない
・咳に加えて胸の痛みや息苦しさがある

ただし、長引く咳の原因はマイコプラズマだけではありません。

・新型コロナウイルス感染症
・インフルエンザ
・百日咳
・一般的な細菌性肺炎
・咳喘息
・気管支喘息
・感染後咳嗽
・胃食道逆流症
・結核
・非結核性抗酸菌症
・間質性肺炎
・肺がん
・一部の降圧薬による副作用

このように多くの病気が考えられるため、咳が長引く場合には、呼吸器内科で原因を確認することが大切です。

📋 マイコプラズマ肺炎診断予測スコアとは?

マイコプラズマ肺炎などの非定型肺炎と、肺炎球菌などによる一般的な細菌性肺炎では、症状や診察所見、血液検査の傾向が異なることがあります。

呼吸器内科では、こうした特徴を項目ごとに確認する**「マイコプラズマ肺炎診断予測スコア」**の考え方を参考にし、非定型肺炎の可能性を探ることがあります。

日本呼吸器学会の成人肺炎診療ガイドラインで示されてきた主な鑑別項目は、次の6項目です。

非定型肺炎を疑う主な項目

1.年齢が60歳未満
2.基礎疾患がない、または軽微である
3.頑固な咳がある
4.胸部の聴診所見が乏しい
5.痰がない、または迅速検査で原因となる細菌が確認されない
6.血液検査で白血球数が10,000/μL未満

これら6項目のうち、4項目以上に当てはまる場合には非定型肺炎の可能性が高く、3項目以下の場合には一般的な細菌性肺炎の可能性が高いと考える方法です。

血液検査を行う前には、1~5の5項目を使い、3項目以上で非定型肺炎を疑う考え方もあります。

スコアだけで診断が確定するわけではありません

この診断予測スコアは、あくまで非定型肺炎の可能性を考えるための補助的な指標です。

すべてのマイコプラズマ肺炎が典型的な特徴を示すわけではありません。また、ほかの非定型肺炎でも同じような特徴がみられることがあります。

そのため、スコアだけでマイコプラズマ肺炎と確定することはできません。

実際の診療では、次の情報を組み合わせて判断します。

・症状と発症からの経過
・家族、学校、職場での流行状況
・胸部の聴診所見
・胸部レントゲン検査
・血液検査
・抗原検査や遺伝子検査
・患者さんの年齢や基礎疾患

症状だけからマイコプラズマ肺炎を診断することは難しく、検査結果を含めて総合的に判断する必要があります。

🔬 マイコプラズマ肺炎の検査

マイコプラズマ肺炎が疑われる場合には、症状や診察所見に応じて、次のような検査を行います。

🫁 胸部レントゲン検査

胸部レントゲン検査では、肺炎を起こしていないかを確認します。

マイコプラズマ肺炎では、聴診で明らかな異常が分かりにくくても、胸部レントゲン検査で肺炎の影が見つかることがあります。

一方で、発症初期にはレントゲンの異常がはっきりしない場合もあります。

症状が強い場合や、胸部レントゲン検査だけでは判断が難しい場合には、連携する医療機関で胸部CT検査が必要になることもあります。

🧪 血液検査

血液検査では、主に次の項目を確認します。

・白血球数
・CRP
・肝機能
・腎機能
・脱水の有無

白血球数やCRPは、身体の中でどの程度炎症が起こっているかを判断する目安になります。

また、白血球数は、先ほど説明したマイコプラズマ肺炎診断予測スコアに沿って、一般的な細菌性肺炎と非定型肺炎のどちらが疑われるかを考える材料にもなります。

ただし、血液検査だけでマイコプラズマ肺炎を確定することはできません。

👄 抗原検査(咽頭ぬぐい液検査)

マイコプラズマの抗原検査では、一般的に咽頭ぬぐい液を採取します。

咽頭ぬぐい液検査とは、細い綿棒を口から入れ、喉の奥を数回こすって検体を採取する検査です。

検体の採取は短時間で終わります。喉の奥をこするため、一時的に吐き気や不快感が出ることがありますが、通常はすぐに治まります。

採取した検体にマイコプラズマの抗原が含まれているかを調べます。比較的短時間で結果が分かることが、この検査の利点です。

ただし、マイコプラズマに感染していても、次のような理由で陰性になることがあります。

・検査を行った時期
・喉に存在する病原体の量
・検体を採取した場所や状態
・抗菌薬治療を始めている

そのため、抗原検査が陰性でもマイコプラズマ感染を完全には否定できません

症状や周囲の流行状況、胸部レントゲン検査、血液検査などを併せて判断します。国立健康危機管理研究機構も、咽頭ぬぐい液や痰を用いて抗原検査や遺伝子検査を行うとしています。

🧬 遺伝子検査

喉のぬぐい液や痰などを使い、マイコプラズマの遺伝子を検出する検査です。

抗原検査と比べて検出感度が高い場合がありますが、すべての医療機関で実施できるわけではありません。

🩸 抗体検査

血液中のマイコプラズマに対する抗体を調べる検査です。

ただし、発症直後には抗体が十分に増えておらず、感染していても陰性となることがあります。

必要に応じて期間をあけて再度検査し、抗体の数値がどのように変化したかを確認する場合があります。

マイコプラズマ肺炎の診断では、一つの検査結果だけではなく、症状の経過、流行状況、診察所見、胸部画像、血液検査などを総合して判断します。

💊 マイコプラズマ肺炎の治療

マイコプラズマ肺炎では、患者さんの年齢、症状、肺炎の重症度、基礎疾患、妊娠の可能性などを考慮して抗菌薬を選択します。

マイコプラズマは細菌の一種ですが、一般的な細菌とは異なり、細胞壁を持っていません

そのため、細胞壁に作用するペニシリン系抗菌薬やセフェム系抗菌薬は、マイコプラズマには基本的に効果が期待できません。

治療では、患者さんの状態に応じて次のような抗菌薬が検討されます。

・マクロライド系抗菌薬
・テトラサイクリン系抗菌薬
・ニューキノロン系抗菌薬

ただし、年齢、妊娠・授乳の有無、持病、併用薬などによって、使用できる抗菌薬は異なります。

特に小児や妊娠中の方では、使用できない抗菌薬があるため注意が必要です。

また、近年はマクロライド系抗菌薬が効きにくいマクロライド耐性マイコプラズマも確認されています。

抗菌薬を使用しても症状が改善しない場合には、薬剤耐性、別の感染症、合併症などを考え、治療内容の見直しや追加検査を行うことがあります。

💡 抗菌薬を自己判断で使用しないことが大切です

「以前もらった抗菌薬が残っているから飲んでみよう」と考える方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、抗菌薬には、それぞれ効果が期待できる細菌が異なります。

一般的な細菌に使用される抗菌薬が、マイコプラズマには効かないこともあります。

また、不適切な抗菌薬の使用は、抗菌薬が効きにくい耐性菌を増やす原因になります。

抗菌薬は自己判断で使用せず、医師の診断と指示に従って服用しましょう。

処方された抗菌薬は、自己判断で回数を減らしたり、症状が改善したからといって途中で中止したりせず、指示された方法で正しく服用することが大切です。

⏳ 治療後も咳が続くことがあります

適切な抗菌薬治療によって感染が改善しても、咳がすぐに完全に治るとは限りません。

気管支の炎症や気道の過敏な状態が残ることで、熱が下がった後も咳が続くことがあります。

そのため、咳が残っているからといって、必ずしも抗菌薬が効いていないとは限りません。

一方で、次のような場合には、肺炎の悪化や別の病気の合併を考える必要があります。

・治療を開始しても発熱が続く
・一度下がった熱が再び上がった
・咳が日に日に強くなっている
・息苦しさがある
・胸の痛みがある
・食事や水分を取れない
・ぐったりしている
・咳が数週間以上続いている

治療後も症状が続く場合には、自己判断で様子を見続けず、再度医療機関を受診してください。

🫁 マイコプラズマ肺炎の合併症

マイコプラズマ肺炎の多くは、適切な治療によって改善します。

しかし、まれに肺以外の臓器にも影響を及ぼし、合併症を起こすことがあります。

・中耳炎
・胸膜炎
・皮膚の発疹
・肝機能障害
・溶血性貧血
・心筋炎
・髄膜炎
・脳炎
・ギラン・バレー症候群
・重症肺炎
・呼吸不全

全身に広がる発疹、強い頭痛、意識の変化、手足に力が入りにくい、胸の痛み、強い息苦しさなどがある場合には、速やかに医療機関へご相談ください。

🚑 早めの受診が必要な症状

次のような症状がある場合には、早めに医療機関を受診してください。

・高熱が続いている
・咳が日ごとに強くなっている
・咳で夜に眠れない
・息をすると胸が痛い
・呼吸が苦しい
・少し歩いただけで息切れする
・食事や水分が取れない
・尿の量が減っている
・ぐったりしている
・顔色が悪い
・高齢者や基礎疾患のある方で体調が悪化している

次のような症状がある場合には、夜間や休日でも救急受診を検討してください。

・会話が難しいほど呼吸が苦しい
・唇や顔色が紫色になっている
・意識がもうろうとしている
・呼びかけへの反応が悪い
・立つことができないほど衰弱している

😷 家庭でできる感染対策

現在、マイコプラズマ感染症に対して一般的に使用できるワクチンはありません。

そのため、手洗いや咳エチケットなど、基本的な感染対策が大切です。

🧼 こまめに手を洗う

帰宅後、食事前、咳や鼻をかんだ後などには、石けんと流水で丁寧に手を洗いましょう。

😷 咳があるときはマスクを着用する

咳が出ている間は、家族と近くで過ごすときや、人が多い場所ではマスクの着用を心がけましょう。

💨 咳エチケットを守る

咳やくしゃみをするときは、マスク、ティッシュ、腕の内側などで口と鼻を覆いましょう。

🪟 室内を換気する

窓を開けるなどして、定期的に室内の空気を入れ替えましょう。

🥤 タオルやコップの共用を避ける

家庭内に感染者がいる場合には、タオル、コップ、箸などの共用をなるべく避けましょう。

🛌 十分な休養を取る

発熱や咳があるときは無理に外出せず、十分な休養と水分を取ることも大切です。

🏫 学校や仕事はいつから行ける?

マイコプラズマ肺炎は、インフルエンザのように一律の出席停止期間が定められている病気ではありません。

一般的には、次のような状態になってから登校や出勤を検討します。

・熱が下がっている
・全身状態が改善している
・強い咳が落ち着いている
・普段の食事や活動ができる
・医師から登校や出勤を止められていない

ただし、解熱後も咳が続くことがあります。

咳が残っている間は、周囲へ感染を広げる可能性を考え、マスクの着用や咳エチケットを心がけましょう。

学校、保育園、幼稚園、職場などによって独自の基準が設けられている場合もあるため、必要に応じて所属先や診察を受けた医師へ確認してください。

参考:日本呼吸器学会|マイコプラズマ感染症(マイコプラズマ肺炎)急増にあたり、その対策について

🏥 長引く咳は呼吸器内科へご相談ください

マイコプラズマ肺炎は、風邪とよく似た症状で始まります。

最初は軽い喉の痛みや発熱だけであっても、数日後から咳が強くなり、熱が下がった後も長く続くことがあります。

また、肺炎を起こしていても比較的動ける場合があるため、受診が遅れることがあります。

次のような症状がある場合には、呼吸器内科へご相談ください。

・咳がなかなか治らない
・乾いた咳が続いている
・発熱後から咳が強くなった
・熱が下がっても咳だけが残っている
・胸の痛みや息苦しさがある
・家族や学校、職場でマイコプラズマが流行している
・マイコプラズマ肺炎かどうか検査を受けたい
・胸部レントゲン検査を受けたい

呼吸器内科では、咳が続いている期間や症状の経過を詳しく確認し、必要に応じて胸部レントゲン検査、血液検査、抗原検査などを行います。

さらに、マイコプラズマ肺炎診断予測スコアの考え方も参考にしながら、一般的な細菌性肺炎と非定型肺炎のどちらが疑われるかを検討します。

咳の原因を正しく見極め、それぞれの病気に応じた治療を行うことが大切です。

📍 大阪市中央区・谷町四丁目で長引く咳にお困りの方へ

谷四かわい内科クリニックでは、総合内科専門医・呼吸器内科専門医が、マイコプラズマ肺炎をはじめとする呼吸器感染症や長引く咳を診察しています。

症状に応じて、胸部レントゲン検査、血液検査、咽頭ぬぐい液を用いた抗原検査などを行い、肺炎の有無や咳の原因を確認します。

大阪市中央区・谷町四丁目周辺で、次のような症状にお困りの方は、当院の呼吸器内科へご相談ください。

・発熱と咳がある
・咳が長引いている
・マイコプラズマ肺炎が心配
・息苦しさや胸の痛みがある
・一般的な風邪薬で改善しない
・呼吸器内科で詳しく調べたい

長引く咳の背景には、マイコプラズマ肺炎以外の呼吸器疾患が隠れていることもあります。

症状が続く場合は、我慢せず早めに受診しましょう。

✅ まとめ

マイコプラズマ肺炎は、肺炎マイコプラズマへの感染によって起こる呼吸器感染症で、非定型肺炎の代表的な病気です。

特に学童期から青年期に多くみられますが、成人や高齢者でも発症することがあります。

主な特徴は、発熱や倦怠感などの症状に続いて現れる、痰の少ない頑固な咳です。熱が下がった後も、咳が数週間続く場合があります。

診断では、症状の経過、周囲の流行状況、胸部レントゲン検査、血液検査、咽頭ぬぐい液を用いた抗原検査などを組み合わせます。

また、年齢、基礎疾患、頑固な咳、聴診所見、痰の有無、白血球数などを確認するマイコプラズマ肺炎診断予測スコアの考え方も、一般的な細菌性肺炎と非定型肺炎のどちらが疑われるかを判断する参考になります。

ただし、スコアや一つの検査だけで診断を確定することはできません。症状や検査結果を総合的に判断することが重要です。

咳が長引く場合、息苦しさや胸の痛みがある場合、発熱が続く場合には、早めに呼吸器内科を受診しましょう。

大阪市中央区の「谷四かわい内科クリニック」は、大阪メトロ「谷町四丁目」駅6番出口から徒歩2分、谷町六丁目駅から徒歩10分、天満橋駅から徒歩12分のところにあり、電車でのご来院が便利です。
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