アレルギー

【大阪市の内科】犬・猫アレルギーの症状と検査|ペットと暮らすためにできる対策

皆さん、こんにちは。大阪市中央区の内科「谷四かわい内科クリニック」です。

「犬や猫と触れ合うと、くしゃみや鼻水が出る」

「猫を飼い始めてから、目のかゆみや咳が続いている」

「ペットと一緒に暮らしたいけれど、アレルギーが心配」

このようなお悩みはありませんか?

犬・猫アレルギーでは、鼻水やくしゃみだけでなく、目のかゆみ、皮膚症状、咳、息苦しさなど、さまざまな症状が現れることがあります。

犬や猫は大切な家族の一員です。そのため、アレルギーが疑われても、すぐにペットと離れて暮らすことは簡単ではありません。

大切なのは、症状の原因を確認し、治療と生活環境の対策を組み合わせることです。

大阪市中央区・谷町四丁目にある谷四かわい内科クリニックでは、犬・猫アレルギーを含むアレルギー症状について、問診や血液検査などを行い、患者さんの生活環境に合わせた対策をご提案しています。

🐶🐱 犬・猫アレルギーとは?

犬・猫アレルギーとは、犬や猫に由来するアレルゲンに免疫が過剰に反応し、鼻や目、気管支、皮膚などに症状が起こる状態です。

「動物の毛そのものが原因」と思われることがありますが、主な原因は、犬や猫の

・フケ
・唾液
・尿
・皮脂などに含まれるタンパク質

です。

これらのアレルゲンが毛や細かなホコリに付着し、室内の空気中を漂ったり、床、カーペット、ソファ、カーテン、寝具などに蓄積したりします。

そのため、犬や猫に直接触れていなくても、同じ部屋にいるだけで症状が出ることがあります。ペットを飼っていない学校や職場などにも、衣服に付着したアレルゲンが持ち込まれる場合があります。

🤧 犬・猫アレルギーの主な症状

犬・猫アレルギーの症状は、人によって異なります。主に次のような症状がみられます。

鼻の症状

・くしゃみ
・透明でさらさらした鼻水
・鼻づまり
・鼻のかゆみ
・においを感じにくい

犬や猫のいる場所で症状が悪化する場合、アレルギー性鼻炎の可能性があります。

目の症状

・目のかゆみ
・目の充血
・涙が出る
・まぶたが腫れる
・目がゴロゴロする

犬や猫を触った手で目をこすると、症状が強くなることがあります。

呼吸器の症状

・咳が続く
・喉がイガイガする
・胸が苦しい
・息苦しい
・呼吸をするとゼーゼー、ヒューヒューする
・夜間や明け方に咳が増える

犬や猫のアレルゲンは、気管支喘息や咳喘息の症状を悪化させることがあります。喘息がある方は、鼻や目の症状だけでなく、咳や息苦しさにも注意が必要です。

皮膚の症状

・皮膚のかゆみ
・赤み
・じんましん
・湿疹
・犬や猫になめられた部分が腫れる
・引っかかれた部分の周囲が赤くなる

アトピー性皮膚炎がある方では、犬や猫との接触によって皮膚症状が悪化することがあります。

🏠 ペットを飼い始めて数年後に症状が出ることもあります

犬や猫を飼い始めた直後に症状が出るとは限りません。

最初は問題なく一緒に暮らしていても、継続的にアレルゲンへさらされることで、数年後からくしゃみ、鼻水、咳などが現れることがあります。

「以前は大丈夫だったから、犬や猫が原因ではない」とは言い切れません。

次のような場合には、犬・猫アレルギーを疑います。

・自宅にいると鼻水や咳が出る
・ペットと遊んだ後に症状が強くなる
・犬や猫を抱っこすると目や皮膚がかゆくなる
・旅行や外泊中は症状が軽くなる
・ペットを飼っている家を訪問すると症状が出る
・掃除やブラッシングの際に咳やくしゃみが増える

🔍 犬・猫アレルギーの検査

犬・猫アレルギーの診断では、検査結果だけでなく、実際にどのような状況で症状が出るかを確認することが重要です。

1.問診

診察では、次のような内容を確認します。

・犬や猫に接触してから症状が出るまでの時間
・自宅、職場、学校など、症状が出やすい場所
・鼻、目、皮膚、呼吸器の症状
・症状が出始めた時期
・季節による変化
・犬や猫を飼い始めた時期
・喘息、アトピー性皮膚炎、花粉症などの有無

犬・猫以外にも、ダニ、ハウスダスト、カビ、花粉などが同時に症状へ関係していることがあります。

2.血液検査(特異的IgE抗体検査)

血液検査では、犬や猫などのアレルゲンに対する「特異的IgE抗体」が血液中にあるかを調べます。

犬や猫の項目に加えて、症状や生活環境に応じて、ダニ、ハウスダスト、花粉、カビなどを一緒に調べる場合があります。

ただし、血液検査が陽性であっても、必ずしも犬・猫アレルギーによる症状が出ているとは限りません。

反対に、検査結果だけでは判断が難しい場合もあります。そのため、検査結果と実際の症状、ペットとの接触状況を総合して判断します。

3.皮膚プリックテスト

皮膚プリックテストは、アレルゲンの液を皮膚につけ、専用の針で皮膚の表面を軽く刺激して反応を確認する検査です。

血液検査と同様に、検査結果だけで診断するのではなく、問診や症状と合わせて評価します。検査を実施できる医療機関は限られるため、必要な場合は専門医療機関で行われます。

4.呼吸機能検査・呼気NO検査

咳や息苦しさ、ゼーゼーする症状がある場合には、喘息や咳喘息が隠れていないかを確認します。

必要に応じて、

・呼吸機能検査
・呼気NO検査
・胸部レントゲン検査

などを行います。

特に長引く咳がある場合は、犬・猫アレルギーだけでなく、喘息、咳喘息、感染後咳嗽、肺炎など、ほかの病気との鑑別も必要です。

参考:成人のぜん息

💊 犬・猫アレルギーの治療

犬・猫アレルギーの治療では、症状が出ている場所や重症度に合わせて薬を選択します。

鼻水・くしゃみ・鼻づまり

・抗ヒスタミン薬
・抗アレルギー薬
・ステロイド点鼻薬
・抗ヒスタミン点鼻薬

鼻づまりが強い場合は、内服薬だけでなく点鼻薬を併用することで症状を抑えやすくなることがあります。

目のかゆみ・充血

・抗アレルギー点眼薬
・抗ヒスタミン点眼薬

犬や猫を触った手で目をこすらないことも重要です。

咳・喘鳴・息苦しさ

喘息や咳喘息がある場合には、吸入ステロイド薬などによる治療を行います。

咳や息苦しさがあるにもかかわらず、抗ヒスタミン薬だけで様子をみていると、気管支の炎症が十分に治療されないことがあります。

呼吸器症状がある場合は、呼吸器内科でご相談ください。

皮膚のかゆみ・湿疹

・保湿剤
・ステロイド外用薬
・抗ヒスタミン薬

などを、皮膚症状に応じて使用します。

🐾 ペットと暮らしながらできるアレルギー対策

犬・猫アレルギーへの最も確実な対策は、原因となる動物との接触を避けることです。

しかし、すでに一緒に暮らしている犬や猫を、すぐに手放すことは精神的にも現実的にも難しいと思います。

ペットとの生活を続ける場合は、アレルゲンへの接触量をできるだけ減らす対策を組み合わせます。

米国アレルギー・喘息・免疫学会(AAAAI)Pet Allergy

1.寝室にはペットを入れない

寝室は長時間過ごす場所です。

少なくとも寝室には犬や猫を入れず、寝具へのアレルゲンの付着を減らしましょう。ベッドや布団の上に乗せないことも大切です。

2.触った後は手を洗う

犬や猫に触った後は、石けんで手を洗いましょう。

触った手で目、鼻、口、顔を触らないように注意します。犬や猫になめられた場合も、早めに皮膚を洗い流しましょう。

3.こまめに掃除する

犬や猫のアレルゲンは、床だけでなく、カーペット、ソファ、カーテン、寝具などにも付着します。

・床を定期的に掃除する
・掃除機をゆっくりかける
・拭き掃除を組み合わせる
・ソファやクッションも清掃する
・カーテンやカバーを定期的に洗濯する

といった対策を行いましょう。

掃除によってホコリが舞うと症状が出る方は、マスクを着用し、可能であればアレルギーのないご家族に掃除をお願いしてください。

4.布製品を減らす

カーペット、布製ソファ、ぬいぐるみなどは、アレルゲンが付着しやすい場所です。

可能な範囲で、洗いやすい素材や拭き取れる家具へ変更すると、室内環境を整えやすくなります。

5.ブラッシングは屋外で行う

犬や猫のブラッシングは、可能であれば屋外で行いましょう。

アレルギー症状のないご家族が担当し、室内に毛やフケが広がらないようにします。

6.空気清浄機を活用する

HEPAフィルターを搭載した空気清浄機は、空気中を漂う微粒子を減らすための補助的な対策になります。

ただし、空気清浄機だけですべてのアレルゲンを取り除くことはできません。

寝室への立ち入り制限や掃除、寝具の管理などと組み合わせることが大切です。

7.衣服にも注意する

犬や猫のアレルゲンは衣服にも付着します。

ペットと長時間触れ合った後は、衣服を着替えたり、洗濯したりすることで、寝室などへアレルゲンを持ち込む量を減らせます。

🐕 毛が抜けにくい犬・猫ならアレルギーは起こらない?

「毛が抜けにくい犬種ならアレルギーにならない」

「短毛種なら大丈夫」

と思われることがありますが、犬・猫アレルギーの原因は毛そのものではありません。

唾液、フケ、尿などに含まれるタンパク質が主なアレルゲンであるため、完全にアレルギーを起こさない犬種や猫種があるとは言い切れません。

👶 子どもの犬・猫アレルギーにも注意が必要です

子どもでは、自分の症状をうまく言葉で説明できないことがあります。

次のような様子がある場合は注意しましょう。

・犬や猫と遊ぶと鼻をこする
・目を頻繁にこする
・夜になると咳が増える
・運動すると咳き込む
・呼吸の際にゼーゼーする
・皮膚の湿疹が悪化する
・自宅では症状が続くが、外泊すると軽くなる

アレルギー性鼻炎、喘息、アトピー性皮膚炎など、複数のアレルギー疾患を合併することもあります。

症状を繰り返す場合は、早めに医療機関へご相談ください。

⚠️ 早めの受診が必要な症状

次のような症状がある場合は、早めに医療機関を受診してください。

・咳が長引いている
・夜間や明け方に咳で目が覚める
・呼吸をするとゼーゼー、ヒューヒューする
・息苦しさや胸の圧迫感がある
・犬や猫に触れるたびに症状が出る
・市販のアレルギー薬で改善しない
・皮膚症状が広がっている
・日常生活や睡眠に支障が出ている

強い息苦しさ、会話が難しいほどの呼吸困難、唇や顔の腫れ、意識がぼんやりするといった症状がある場合は、緊急の対応が必要です。

🏥 犬・猫アレルギーが気になる方は谷四かわい内科クリニックへ

犬・猫と接触した際に、くしゃみ、鼻水、目のかゆみ、咳、息苦しさ、皮膚のかゆみなどが出る場合は、犬・猫アレルギーの可能性があります。

ただし、同じ室内に存在するダニ、ハウスダスト、カビなどが症状の原因になっていることもあります。

そのため、自己判断でペットだけを原因と決めつけず、症状が出る状況や検査結果を総合的に確認することが大切です。

谷四かわい内科クリニックでは、アレルギー専門医・呼吸器内科専門医が、犬・猫アレルギーを含むアレルギー症状について診療しています。

・犬や猫に触れると鼻水やくしゃみが出る
・ペットを飼い始めてから咳が続いている
・犬・猫アレルギーの血液検査を受けたい
・喘息や咳喘息が心配
・ペットと暮らしながらできる対策を相談したい

このようなお悩みがある方は、お気軽にご相談ください。

大阪市中央区・谷町四丁目周辺で、犬アレルギー、猫アレルギー、アレルギー検査、長引く咳、喘息について相談できる医療機関をお探しの方は、谷四かわい内科クリニックへお問い合わせください。

まとめ

犬・猫アレルギーでは、くしゃみや鼻水だけでなく、目のかゆみ、じんましん、咳、息苦しさ、喘息などが起こることがあります。

アレルギーの主な原因は毛そのものではなく、フケ、唾液、尿などに含まれるタンパク質です。

診断では、

・症状が出る状況についての問診
・犬や猫に対する特異的IgE抗体の血液検査
・必要に応じた皮膚プリックテスト
・呼吸機能検査や呼気NO検査

などを組み合わせます。

ペットとの生活を続ける場合には、寝室へ入れない、こまめに掃除する、触った後に手を洗う、布製品を減らすなど、複数の対策を無理なく続けることが重要です。

症状を我慢し続けるのではなく、原因と重症度を確認したうえで、ご自身とペットの双方にとって続けやすい方法を一緒に考えていきましょう。

大阪市中央区の「谷四かわい内科クリニック」は、大阪メトロ「谷町四丁目」駅6番出口から徒歩2分、谷町六丁目駅から徒歩10分、天満橋駅から徒歩12分のところにあり、電車でのご来院が便利です。
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