一般内科
🌻 夏風邪かな?夏でも新型コロナ・インフルエンザに注意|発熱・咳があるときの発熱外来受診の目安
皆さん、こんにちは。大阪市中央区の内科「谷四かわい内科クリニック」です。
「夏なのに熱が出た」
「のどが痛くて咳も出る」
「夏風邪だと思うけれど、新型コロナではないか心配」
このような症状で発熱外来を受診される方は、夏にも少なくありません。
「新型コロナやインフルエンザは冬の感染症」というイメージをお持ちの方も多いと思いますが、夏でも新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に感染することがあります。また、頻度は冬より少ないものの、インフルエンザに感染することもあります。
さらに、夏には「夏風邪」と呼ばれるさまざまなウイルス感染症もみられます。
今回は、夏風邪と新型コロナ・インフルエンザの違い、夏に発熱や咳が出たときの受診の目安、発熱外来で行う検査について解説します。
🌻 「夏風邪」とは?
「夏風邪」という名前の特定の病気があるわけではありません。
一般的には、夏に流行するウイルスなどによって起こる風邪症状をまとめて「夏風邪」と呼んでいます。
夏にみられる代表的な感染症には、
・ヘルパンギーナ
・手足口病
・咽頭結膜熱(プール熱)
・その他のウイルス性上気道炎
などがあります。
お子さんに多い感染症ですが、大人が感染することもあります。
🔍 夏風邪でみられる主な症状
・発熱
・のどの痛み
・咳
・鼻水
・頭痛
・倦怠感
・下痢、腹痛
・食欲低下
などです。
ただし、これらの症状は新型コロナやインフルエンザでもみられるため、症状だけで区別することが難しい場合があります。
🦠 夏でも新型コロナになる?
はい。夏でも新型コロナに感染します。
新型コロナウイルス感染症は冬だけの感染症ではなく、夏にも感染が広がることがあります。
特に夏休みやお盆の時期には、
・旅行
・帰省
・イベント
・人が多く集まる場所への外出
・家族や友人との会食
など、人との接触が増える機会も多くなります。
🔍 新型コロナでみられる主な症状
・発熱
・のどの痛み
・咳
・鼻水
・倦怠感
・頭痛
・関節痛や筋肉痛
・下痢などの消化器症状
などがあります。
「のどが痛いだけ」
「微熱と咳だけ」
「普通の風邪だと思っていた」
という症状から新型コロナが判明することもあります。
そのため、「夏だから新型コロナではない」とは判断できません。
🤧 夏でもインフルエンザになる?
インフルエンザは一般的に冬に流行しますが、夏でも感染する可能性があります。
特に、
・家族や職場でインフルエンザが流行している
・国内旅行や海外旅行をした
・人が多い場所へ行った
といった場合には、季節にかかわらず注意が必要です。
🔍 インフルエンザでみられる主な症状
・38℃以上の発熱
・悪寒
・強い倦怠感
・頭痛
・筋肉痛、関節痛
・咳
・のどの痛み
・鼻水
などがみられます。
インフルエンザは比較的急に症状が出ることがありますが、症状だけで新型コロナや夏風邪と完全に見分けることはできません。
🌡️ 夏の発熱、「エアコンのせい」と思っていませんか?
夏にのどの痛みや咳があると、
「エアコンで冷えたからかな?」
と思われる方も多いと思います。
エアコンによる空気の乾燥などで、のどの違和感や咳が出ることはあります。
しかし、
発熱がある
強いのどの痛みがある
咳が続いている
強い倦怠感がある
といった場合には、単なるエアコンの影響ではなく、感染症の可能性も考える必要があります。
「夏だからただの夏風邪だろう」と自己判断せず、症状が続く場合には医療機関へご相談ください。
🏥 夏の発熱・咳、発熱外来を受診する目安は?
軽い風邪症状のみで、水分や食事がとれており、症状が徐々に改善している場合には、自宅で経過をみられる場合もあります。
一方、次のような場合には発熱外来への受診をおすすめします。
✅ 発熱外来への受診をおすすめする症状
・38℃以上の発熱がある
・発熱が続いている
・咳がひどい
・咳が長引いている
・のどの痛みが強い
・水分や食事がとりにくい
・強い倦怠感がある
・新型コロナやインフルエンザの人と接触した
・家族や職場で感染症が流行している
・一度よくなったあと、再び熱が出てきた
・症状が徐々に悪化している
「検査を受けた方がよいかわからない」という場合でも、ご相談ください。
⚠️ 息苦しさ・胸痛がある場合は早めの受診を
次のような症状がある場合は、単なる夏風邪として様子をみすぎないことが大切です。
🚨 特に注意が必要な症状
・息苦しい
・呼吸が速い
・会話するだけでも息切れする
・胸が痛い
・水分がほとんどとれない
・ぐったりしている
・意識がもうろうとしている
・高熱が続いている
特に、
👴 高齢の方
🤰 妊娠中の方
🫁 喘息・COPDなどの呼吸器疾患がある方
❤️ 心疾患がある方
💉 糖尿病などの基礎疾患がある方
は、感染症によって症状が悪化することがあります。
症状が強い場合には早めに医療機関へご相談ください。
🧪 発熱外来ではどんな検査をする?
発熱、咳、のどの痛みなどで受診された場合には、症状や経過を確認したうえで、必要に応じて検査を行います。
🦠 新型コロナ・インフルエンザ検査
発熱、咳、のどの痛みなどの症状がある場合には、症状や発症からの時間などを考慮し、必要に応じて新型コロナ・インフルエンザの検査を行います。
ただし、発症直後などでは検査が陰性になることもあります。
検査結果だけではなく、症状や経過も含めて総合的に判断することが大切です。
🫁 咳が強い場合には肺炎の確認も重要です
「発熱と咳が続いている」
「咳をすると胸が痛い」
「息苦しい」
「熱が下がらない」
といった場合には、肺炎が隠れている可能性もあります。
必要に応じて、
・胸部レントゲン検査
・血液検査
・酸素飽和度(SpO₂)の測定
などを行い、肺炎の有無や炎症の程度を確認します。
🫁 熱が下がっても咳だけ続く場合は?
夏風邪や新型コロナなどの感染症が改善したあとも、
「熱は下がったのに咳だけが2~3週間続く」
ということがあります。
感染症のあとに気道の炎症が残り、咳が続く感染後咳嗽の場合もあります。
一方で、
・咳喘息
・気管支喘息
・肺炎
・マイコプラズマ感染症
・百日咳
・COPD
・結核
などが隠れていることもあります。
特に、
「夜中や朝方に咳がひどい」
「一度咳が出ると止まらない」
「ゼーゼーする」
「息苦しい」
といった場合には、呼吸器内科への受診をおすすめします。
💧 夏は「熱中症」との区別にも注意
夏に発熱やだるさがある場合には、感染症だけでなく熱中症も考える必要があります。
熱中症では、
・体温上昇
・頭痛
・吐き気
・めまい
・倦怠感
・大量の汗
・意識状態の変化
などがみられることがあります。
一方、新型コロナや夏風邪などの感染症では、
・咳
・鼻水
・のどの痛み
などの呼吸器症状を伴うことがあります。
ただし、症状だけでは判断が難しいこともあります。
😷 夏も基本的な感染対策を
夏でも新型コロナをはじめとする感染症はみられます。
基本的な対策として、
🧼 手洗い
😷 咳エチケット
🪟 室内の換気
💧 こまめな水分補給
🛌 十分な休養
を心がけましょう。
また、暑い時期は熱中症にも注意が必要です。
体調に合わせながら、感染対策と熱中症対策の両立を心がけましょう。
🏥 夏の発熱・咳も当院の発熱外来へご相談ください
夏の発熱や咳は、
🌻 夏風邪
🦠 新型コロナウイルス感染症
🤧 インフルエンザ
🫁 肺炎
🦠 マイコプラズマ感染症
など、さまざまな原因で起こります。
症状だけでは区別できないことも少なくありません。
当院の発熱外来では、発熱・咳・のどの痛み・鼻水・倦怠感などの症状がある方を診察しています。
症状に応じて、
✅ 新型コロナ・インフルエンザ検査
✅ 胸部レントゲン検査
✅ 血液検査
✅ 酸素飽和度(SpO₂)の測定
などを行い、症状の原因を確認します。
また、当院は呼吸器内科として、発熱が改善したあとも続く咳や、息苦しさ、喘鳴(ゼーゼー)などについても診療しています。
「夏風邪だと思っていたけれど熱が下がらない」
「新型コロナやインフルエンザか調べたい」
「咳がひどくなってきた」
「熱は下がったけれど咳だけが続いている」
このような場合には、お気軽にご相談ください。
📌 まとめ
夏に発熱・咳・のどの痛みが出た場合、いわゆる「夏風邪」だけでなく、新型コロナやインフルエンザなどの感染症も考える必要があります。
特に、
✅ 高熱が続く
✅ 咳がひどい
✅ 息苦しい
✅ 症状が悪化している
✅ 新型コロナ・インフルエンザの人と接触した
という場合には、早めの受診をおすすめします。
「夏だからただの夏風邪」と決めつけず、発熱や咳でお困りの場合には発熱外来へご相談ください。
大阪市中央区の「谷四かわい内科クリニック」は、大阪メトロ「谷町四丁目」駅6番出口から徒歩2分、谷町六丁目駅から徒歩10分、天満橋駅から徒歩12分のところにあり、電車でのご来院が便利です。

