【大阪市の内科】高尿酸血症とは?放置せず、生活習慣から見直しましょう
こんにちは。大阪市中央区の内科「谷四かわい内科クリニック」です。
健康診断で
「尿酸値が高いですね」
と言われたものの、症状がないためそのままにしていませんか?
高尿酸血症は、自覚症状がなくても将来の痛風発作や腎障害、生活習慣病につながる可能性がある状態です。
今回は、高尿酸血症の治療フロー、目標となる尿酸値、日常生活で注意すべきポイントについて、解説します。
高尿酸血症とは
血液中の尿酸値が、7.0mg/dLを超えた状態を高尿酸血症といいます。
尿酸は体内でプリン体が分解されてできる老廃物で、
・作られすぎる
・体外へ排泄されにくい
ことで血中に蓄積します。
高尿酸血症の治療フロー(ガイドラインの考え方)
高尿酸血症の治療は、すべての方がすぐに薬を飲むわけではありません。
日本のガイドラインでは、以下のような流れで判断します。
① まずは尿酸値を確認
- 尿酸値 7.0mg/dL以上 → 高尿酸血症
② 合併症の有無をチェック
次のような病気がある場合は、治療がより重要になります。
- 痛風発作の既往
- 尿路結石
- 腎機能障害
- 高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病
③ 生活習慣の改善が基本
- 症状がない場合
- 尿酸値が軽度上昇の場合
👉 まずは生活習慣の見直しを行います。
④ 必要に応じて薬物治療
- 痛風発作を繰り返す
- 尿酸値が高値で持続する
- 合併症がある
👉 尿酸降下薬による治療を検討します。
高尿酸血症の治療目標となる尿酸値
治療の目標はシンプルです。
🎯 目標尿酸値
6.0mg/dL以下
この値を維持することで、
- 痛風発作の予防
- 尿酸結晶の沈着予防
- 腎障害の進行抑制
が期待できます。
※「正常範囲内だから安心」ではなく、治療中は6.0mg/dL以下を目指すことが重要です。
生活習慣で特に注意したいポイント
高尿酸血症の治療で、生活習慣の改善は非常に重要です。
① 食事のポイント
✔ プリン体の多い食品は控えめに
- レバー、白子、あん肝
- 魚卵、干物
- ビール(特に注意)
✔ 摂りすぎに注意したいもの
- 果糖を多く含む清涼飲料水
- 甘いジュース、エナジードリンク
✔ 積極的に取りたいもの
- 野菜、海藻、きのこ類
- 乳製品(牛乳・ヨーグルト)
② アルコールとの付き合い方
アルコールは
- 尿酸の産生を増やす
- 尿酸の排泄を妨げる
という二重の影響があります。
👉 完全にやめる必要はありませんが
- 量を減らす
- 休肝日を設ける
ことが大切です。
③ 水分摂取を意識する
尿酸は尿と一緒に排泄されます。
- 目安:1日2L程度の水分摂取
- こまめに飲むことがポイント
※糖分の多い飲料ではなく、水・お茶がおすすめです。
④ 体重管理と運動
- 肥満は尿酸値を上げやすい
- 急激なダイエットは逆効果
👉 無理のない体重管理と軽い有酸素運動
(ウォーキングなど)を習慣にしましょう。
高尿酸血症は「生活習慣病の一部」です
高尿酸血症は、単独で起こることは少なく、
- 高血圧
- 糖尿病
- 脂質異常症
と一緒にみられることが多い病気です。
「痛みがないから大丈夫」ではなく、将来の病気を防ぐための“今の対策”が重要です。
まとめ|気になる尿酸値、早めにご相談ください
- 高尿酸血症は尿酸値7.0mg/dL以上
- 治療目標は6.0mg/dL以下
- 生活習慣の改善が治療の基本
- 必要に応じて薬物治療を検討
「谷四かわい内科クリニック」では、尿酸値だけでなく、生活習慣病全体を見据えた診療を行っています。
健康診断で尿酸値を指摘された方、「まだ治療が必要かわからない」という段階でも、お気軽にご相談ください。
「谷四かわい内科クリニック」は、大阪メトロ「谷町四丁目」駅6番出口から徒歩2分、谷町六丁目駅から徒歩10分、天満橋駅から徒歩12分のところにあり、電車でのご来院が便利です。

